密かに楽しかった都会の始発電車
先日、お笑い系のテレビで、電車の中のコントをやっていました。
酔っぱらいのおじさんが出てくるが、設定は始発電車の中
それを見て昔、同じ様な経験をしたのを思い出しました。
● 学生の頃、早朝のアルバイトをしていた事があります。
都内各地の公衆電話の小銭を回収する仕事です。
朝一番の電車に乗って通いました。
実は多くの人は知らないでしょうが、
始発電車には密かな楽しみがありました。
それは、変わった人が乗って来るんです。
酔っぱらいのおじさんはまだ普通です。
「
今日も (キャラが) 濃い人乗っているなぁ 」
内心、楽しんでいたのでした。
外見はちょっとかわいいのですが、
松田聖子の真似をして、ずーと話をしている女の人は常連でした。
話しかけてくるのですが、みんな無視していました。
・お経なのか、詩なのか、ぶつくさ唱えている若い人
・いかにもホステスといった厚化粧の二人組
朝からきわどい会話をしていました
・席がガラ空きなのに、座らないおじさん
・競馬新聞を読みながら、車内で朝からカップ酒を飲んでいるおじいさん
・すごいミニスカートの女性
みんな常連です。私はどう見られていたのでしょうか ?
今思えば、この様な人たちが生活している都会とは、懐が深い!
多少変わった事があっても許されてしまうのでしょうネ。
いろんな人がいるから物も売れるのでしょうねぇ。
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