密かに楽しかった都会の始発電車

これなんら

2010年02月21日 09:02

先日、お笑い系のテレビで、電車の中のコントをやっていました。
酔っぱらいのおじさんが出てくるが、設定は始発電車の中
それを見て昔、同じ様な経験をしたのを思い出しました。

● 学生の頃、早朝のアルバイトをしていた事があります。
都内各地の公衆電話の小銭を回収する仕事です。
朝一番の電車に乗って通いました。

実は多くの人は知らないでしょうが、
始発電車には密かな楽しみがありました。

それは、変わった人が乗って来るんです。
酔っぱらいのおじさんはまだ普通です。

「 今日も (キャラが) 濃い人乗っているなぁ 」

内心、楽しんでいたのでした。

外見はちょっとかわいいのですが、
松田聖子の真似をして、ずーと話をしている女の人は常連でした。

話しかけてくるのですが、みんな無視していました。

・お経なのか、詩なのか、ぶつくさ唱えている若い人
・いかにもホステスといった厚化粧の二人組
     朝からきわどい会話をしていました
・席がガラ空きなのに、座らないおじさん
・競馬新聞を読みながら、車内で朝からカップ酒を飲んでいるおじいさん
・すごいミニスカートの女性

みんな常連です。私はどう見られていたのでしょうか ?

今思えば、この様な人たちが生活している都会とは、懐が深い!
多少変わった事があっても許されてしまうのでしょうネ。

いろんな人がいるから物も売れるのでしょうねぇ。


関連記事